マイナンバーカードを持っている人にとって、パソコンと IC カードリーダー機器もしくはマイナカード対応のスマートフォンを使えば、行政の窓口まで行かなくても家にいながら一部行政手続きができる場合があります。今回は、マイナンバーカードの利用が今後増えていくと思われる中で、自宅で手軽に行政手続きができる「IC カードリーダー」についてまとめてみました。
IC カードリーダーとは?
ICカードリーダーとは、ICチップを内蔵したカードに記録された情報を読むための機器のこと。読み取り方法には、カードを差し込んで読み取る接触型と、かざすだけで読み取れる非接触型の2種類があり、パソコンにつないで使用します。こうした機器を使うことにより、受付窓口まで行かなくても、自宅などで行政サービスにログインして多くの手続きが可能になる。
具体的にIC カードリーダーで何ができるのか?
IC カードリーダーの利用点として、自宅などネットがつながる環境でマイナンバーカードを使い、一部行政手続き(マイナポータル)、自動車保有関係の手続きならワンストップサービス(OSS)からオンライン申請できる。
具体的な一例として、
- e-Tax (電子確定申告)
- 住民票関係証明書、戸籍関係証明書、印鑑登録証明書などの請求
- 公金受取口座の登録、変更
- 子育て関連の手続き(児童手当、保育所の申し込みなど)
- 介護保険の手続き
- 年金の確認、手続き
- 転出の手続き
- パスポートの申請、更新
- 車検証の住所変更、車庫証明など
今後も多くのことがオンラインでできるようになることが予想される中で、パソコンを使って手続きを行う時には、ICカードリーダーの便利さを実感できると思います。
おすすめのIC カードリーダー3選!Windows/Mac OSに対応
① 多機能で選ぶならSofun製「0762501679269」
マイナンバーカードはもちろんですが、他にも「SDカード」「SIMカード」「TF/MicroSDカード/MMC」が読み取れる一台多役の優れもの。
- 接触型
- 確定申告(e-tax)
- マイナンバーカードに対応
② 日本製にこだわるならソニー (SONY) 製「PaSoRi RC-S300」
安心の日本製、他の製品に比べて値段は少し高めですが、長期で使用するならおすすめ。
- 非接触型でカードを抜き差しする必要なし
- 確定申告(e-tax)
- マイナンバーカードに対応
- Suicaなど交通系ICカード対応、利用履歴や残高なども確認できる
③ 低価格で選ぶならBOLWEO製「BJ-ICC」
多くの機能はいらない、ICカードを読み取るだけで十分という人におすすめの機器です。
- 接触型
- 確定申告(e-tax)
- マイナンバーカードに対応
補足情報:ICカードリーダーについて
筆者の場合、マイナンバーカードの利用以外にも多機能で使えるICカードリーダーを探していたので、①のSofun製「0762501679269」を購入しました。使用しているパソコンはMacBook Air (M1, 2020)ですが、問題なく使用することができました。特に私は、Wordや画像ファイルの保存先にSDカードを利用することが多いため、多機能型のICカードリーダーはとても助かっています。
筆者が購入した製品:おすすめ① Sofun製「0762501679269」はマイナンバーカードを差し込む際には、カードを裏側にして差し込む必要があります。
使い始めは、まさか裏にして差し込むとは思ってもみなかったので、何度か表にして差し込んでみたが、全く反応がなく、当初不良品かと思い返品をしようかと思いました。しかし、色々ネットで商品レビューを調べたところ、一部のユーザーが「カードを裏にして差し込むと使える」と言うのを見て試したところ、正常に使うことができました。
なので、もしICカードリーダーが反応しなかった場合は、カードを裏側にして試してみると良いかもしれません。
まとめ
今回はIC カードリーダーの利便性について紹介しました。ICカードリーダーを使うことによって、行政窓口まで足を運ばなくても、自宅で手軽に手続きできるのは便利です。また、IC カードリーダーを選ぶ際には、使用しているパソコンのOSに対応している物を選ぶとともに、価格帯や機能には幅があるため、ユーザーの用途にあった商品を選ぶと良いと思います。